心に残った言葉

こんにちは!

横浜の走る不動産鑑定士です!

最近読んだ本の中で紹介されていた言葉。

吉野弘さんの「祝婚歌」だそうです。

『二人が睦まじくいるためには愚かでいるほうがいい

立派過ぎないほうがいい 立派過ぎることは長持ちしないことだと気づいているほうがいい

完璧をめざさないほうがいい

完璧なんて不自然なことだとうそぶいているほうがいい

二人のうち どちらかがふざけているほうがいい ずっこけているほうがいい

互いに非難することがあっても非難できる資格が自分にあったかどうかあとで疑わしくなるほうがいい

正しいことを言うときは少しひかえめにするほうがいい 正しいことを言うときは相手を傷つけやすいものだと気づいているほうがいい

立派でありたいとか正しくありたいとかいう無理な緊張には色目を使わず ゆったりゆたかに光を浴びているほうがいい

健康で風に吹かれながら生きていることのなつかしさにふと胸が熱くなるそんな日があってもいい

そしてなぜ 胸が熱くなるのか黙っていてもふたりにはわかるのであってほしい』

これは夫婦じゃなくても、親しい間柄にも成立するような歌だし、何より人としてのふるまい全体に通じるものがありますね。

僕みたいな未熟な人には本当に刺さる言葉の宝庫のような歌ですね。思わず、ノートにメモしてしまいました。

今日はそんな詩のご紹介でした(^^♪