今年で１０年（3.11）

こんにちは！

横浜の走る不動産鑑定士です！

東日本大震災から１０年になる昨日。当社もささやかながら寄附をさせて頂きました。

東日本大震災ふくしまこども寄附金 – 福島県ホームページ (fukushima.lg.jp)

１０年という節目でも特別なことはできなかったし、金額も微々たるものですが。

１０年前の震災の日は、関東にいた自分ですら人生で最も恐怖を感じた日。震災が起きた時、取材に来てくださった女性ライターさんと二人で大慌てになり（今はSNS友達として繋がれているという奇跡）、

その後、車で横浜から東京で勤務する嫁の元へ向かうも、交通網も完全に麻痺。

結局二人で自宅に帰ったのは深夜で、その時に初めて見た東北の光景に絶句をし・・・・失礼ながらあまりに現実離れした映画のような光景に言葉を失う。

コロナもそうですが、大きな災害が起こるたびに、人間はそこから深く学ぶけど、でものど元過ぎればやがて忘れてしまうのも人間で。東京都内においても、東日本大震災の後、液状化が起きた湾岸のタワーマンションが相次いでキャンセルされ、地盤が強いと言われる武蔵野地区の住宅が人気になり、

「これからの住宅選びが変わる」なんて言われたことも多分多くの人はもう覚えていない。

そもそも今回のオリンピックだって、テーマは「復興五輪」だったはずで。

でもニュースで見る限り復興は全然進んでいないという事実を知る。

寄附しました、なんて本来は公に書くほど大した額でもないし、キャラにも合わないような行為ですが、１０年の節目となる年なので書いてみました。そしてこの先もやらないとね。