不動産投資家調査(不動産ニュース)

こんにちは!

神奈川県横浜市の走る不動産鑑定士です!

さて、本日は不動産ニュース。

一般財団法人日本不動産研究所の「不動産投資家調査」より。

四半期に一度公表されているこの調査(2021年10月現在)。今回で45回目だそうです。

詳細は↓より。

不動産投資家調査 | 一般財団法人 日本不動産研究所 (reinet.or.jp)

アセットマネージャーやアレンジャー、ディベロッパーなど188社を調査対象とし、148社より回答を得ています。

今回はAクラスビルの期待利回りについて見てみたいと思いますが、

東京都では「虎ノ門」(3.7%)が前回調査から横ばい。

その他は「丸の内、大手町」(3.4%)、「日本橋」(3.6%)、「赤坂」(3.7%)、「六本木」(3.7%)、「港南」(3.8%)、「西新宿」(3.9%)、「渋谷」(3.7%)、「池袋」(4.1%)と、いずれも0.1ポイント低下。

「横浜」も0.1ポイント低下していますね。

期待利回りは、あくまで投資家が不動産物件に対して最大限に収益獲得を期待する利回りのため、取引利回りより高くなります。

それが低下傾向にあるということは、賃料収入の上積みが期待できないと投資家が判断し、マインドが下がっている状況にあるということが読み取れるかと思います。

不動産鑑定士にとっては大事な指標となるこの調査。

またこのデータに関しては引き続き見ていきたいと思います。